読売新聞 サウンズ・ボックス(2019年4月18日 夕刊)★ 推薦盤
2019.04.10 ON SALE
シューベルト:4つの即興曲 作品90
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 作品58
Schubert: 4 Impromptus, D899
Chopin: Piano Sonata No.3, op.58
有吉亮治(ピアノ)
Ryoji Ariyoshi, piano
ヨーロッパで研鑽を積み、現在はリサイタルや著名な演奏家との共演など、多彩な活躍をみせる有吉亮治のファースト・アルバム。繊細なタッチが紡ぎ出す彩り豊かな響きと、的確な表現力が導く時の移ろいは、シューベルトとショパンの詩的世界と感情の起伏をいっそう際立たせ、作品の持つ記憶や風景を呼び覚ます。
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品番:NIKU-9020 定価:¥3,300-(税込)
シューベルト:4つの即興曲 作品90 D899
Franz Schubert: 4 Impromptus, op.90 D899
[1] No.1 in C minor. Allegro molto moderato
[2] No.2 in E flat major. Allegro
[3] No.3 in G flat major. Andante
[4] No.4 in A flat major. Allegretto
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58
Frédéric Chopin: Piano Sonata No.3 in B minor, op.58
[5] I. Allegro maestoso
[6] II. Scherzo. Molto vivace
[7] III. Largo
[8] IV. Finale. Presto, non tanto
有吉亮治(ピアノ)
宮崎県出身。東京藝術大学卒業後、文化庁新進芸術家海外研修員及びローム ミュージック ファンデーション奨学生としてジュネーヴ高等音楽院に留学。日本音楽コンクール第1位、カントゥ国際ピアノコンクール第2位など国内外のコンクールで入賞。在学中より日本ショパン協会主催例会リサイタルをはじめヨーロッパ各地、中東ヨルダンなど国内外で演奏活動を行うほか、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京交響楽団などと共演。室内楽においてはラ・フォル・ジュルネ、ヴィオラスペースなどに出演し、今井信子、アントワン・タメスティなど著名な演奏家と共演。またHakuju Hallにて師である迫昭嘉氏と二台ピアノによるベートーヴェン交響曲「第九」(リスト編曲)で共演し好評を博す。現在、桐朋学園大学、東京藝術大学にて後進の指導にあたっている。