
.jpg)
読売新聞 サウンズ・ボックス(2020年9月17日 夕刊)★ 推薦盤
音楽之友社「レコード芸術(2020年11月号)」準特選盤
2020.10.10 ON SALE
フレネジア
ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ集/コレッリ:ラ・フォリア
FRENESIA - Veracini : Sonate a Violino / Corelli : La follia -
丸山 韶 Sho Maruyama
アンサンブル LMC Ensemble LMC
17世紀から18世紀にかけて大きく発展を遂げたヴァイオリン音楽。その時代、ヨーロッパをリードしてきたイタリアの作曲家たちのなかで、傑出したヴァイオリニストであったコレッリとヴェラチーニは、磨き抜かれたヴァイオリン作品を残した。新世代バロック・ヴァイオリニスト丸山韶が今回取り上げるのは、両作曲家の狂気に満ちたソナタ。繊細かつ躍動感溢れる表現で、当時の熱狂を呼び覚ます。
shopping site
品番:NIKU-9029 定価:¥3,080-(税込)
F. M. ヴェラチーニ
Francesco Maria Veracini (1690-1768)
《12のヴァイオリン・ソナタ集》作品1より
Dalle Sonate a Violino solo, e Basso op.1 (1721)
ソナタ第1番 ト短調
Sonata I in sol minore
[1] I. Overtura: Largo – Allegro – Adagio
[2] II. Aria: Affettuoso
[3] III. Paesana: Allegro
[4] IV. Minuet: Allegro
[5] V. Giga: Allegro
ソナタ第6番 ホ短調
Sonata VI in mi minore
[6] I. Fantasia: Largo
[7] II. Allegro assai - Largo
[8] III. Alemanda: Larghetto
[9] VI. Pastorale: Adagio
[10] V. Giga: Allegro
《12のヴァイオリンまたはリコーダーのためのソナタ集》より
Dalle Sonate a Violino, o Flauto Solo, e Basso (1716)
ソナタ第6番 イ短調
Sonata VI in la minore
[11] I. Largo
[12] II. Allegro
[13] III. Allegro – Adagio - Allegro- Adagio
[14] IV. Allegro
《12のアカデミック・ソナタ集》作品2より
Dalle Sonate Accademiche a Violino solo, e Basso op.2 (1744)
ソナタ第12番 ニ短調
Sonata XII in re minore
[15] I. Passagallo: Largo assai, e come sta, ma con grazia - Andante
[16] II. Capriccio Cromatico: Allegro, ma non presto
[17] III. Adagio
[18] IV. Ciaccona: Allegro, ma non presto
A. コレッリ
Arcangelo Corelli (1653-1713)
《12のヴァイオリン・ソナタ集》作品5より
Dalle Sonate a violino e violone o cimbalo op.5 (1700)
[19] ソナタ第12番 ニ短調「ラ・フォリア」
Sonata XII in re minore “La Follia”
丸山 韶(ヴァイオリン)
Sho Maruyama, violino
島根朋史(チェロ)
Tomofumi Shimane, violoncello
金子 浩(リュート)
Hiroshi Kaneko, liuto
上尾直毅(チェンバロ)
Naoki Ueo, clavicembalo
.jpg)
Ensemble LMC
丸山 韶(ヴァイオリン) Sho Maruyama, violino
横浜市出身。神奈川県立弥栄高等学校音楽コースを経て、京都市立芸術大学を首席で卒業。京都市長賞、京都音楽協会賞を受賞。東京藝術大学別科古楽科修了。数多くのコンクールで優勝。コンセルトヘボウ(アムステルダム)、マーチャーシュ聖堂(ブダペスト)、サン・ピエトロ大聖堂(ヴァチカン)、サン・パオロ大聖堂(ローマ)での演奏のほか、NHK Eテレ「ららら♪クラシック」、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演するなど、国内外で活躍している。
「バッハ・コレギウム・ジャパン」、「オーケストラ・リベラ・クラシカ」、「レ・ボレアード」などの古楽団体のメンバー。古楽アンサンブル「コントラポント」コンサートマスター。古楽オーケストラ「La Musica Collana」ディレクター、ソロ・コンサートマスター。「Ensemble LMC」リーダー。「Trio Ace」ヴァイオリン奏者。
島根朋史(チェロ) Tomofumi Shimane, violoncello
東京藝術大学にて、博士号(音楽・チェロ)を取得。同声会賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。エリック・サティ音楽院(パリ)修了。パリ歴史美術館、東京文化会館にてリサイタル開催。バロック・チェロを故A.ビルスマ、E.バルサ、鈴木秀美の各氏、ヴィオラ・ダ・ガンバをC.プリュボウ、福沢宏の各氏に師事。古楽オーケストラ「La Musica Collana」首席奏者、サブ・ディレクター。同団にてNHK「ららら♪クラシック」に出演、解説と演奏を務めた。「オーケストラ・リベラ・クラシカ」、「古楽アンサンブル コントラポント」、「レ・ボレアード」、「Trio Ace」等メンバー。日本弦楽指導者協会 正会員。CD「Les Monologues」は、読売新聞、月刊サライ、音楽現代において推薦盤、レコード芸術の準特選盤に選出された。
金子 浩(リュート) Hiroshi Kaneko, liuto
桐朋学園大学古楽器科卒業。同年、オランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学。リュート科教師ディプロマ及びソリスト・ディプロマを得て卒業。1993年ブルージュ国際古楽コンクールに入選。オランダを中心にソロ・コンサート、また「コンバティメント・コンソート・アムステルダム」の通奏低音奏者としてオペラ公演、演奏会、レコーディングに参加する。「バッハ・コレギウム・ジャパン」の演奏会、レコーディングに参加。NHKテレビ、ラジオ等に出演。2014年11月、エイベックス・クラシックスよりソロ・アルバムCD「ハートランド〜リュートで聴く名曲集」が再版される。その他の古楽演奏家とのレコーディングも多い。古楽アンサンブル「コントラポント」メンバー。上野学園大学及び洗足学園音楽大学非常勤講師。
上尾直毅(チェンバロ) Naoki Ueo, clavicembalo
東京藝術大学ピアノ専攻卒業。在学時ピアノを辛島輝治氏、チェンバロを山田貢、鈴木雅明、渡邊順生の各氏に師事。卒業後オランダに渡り、チェンバロをG.レオンハルト、A.アウテンボッシュの両氏に、フォルテピアノをS.ホーホランド氏に師事し、それぞれソリスト・ディプロマを得て卒業。オランダではデン・ハーグ王立音楽院古楽器科の伴奏員、オランダ室内管弦楽団のチェンバロ奏者などを務めた。現在、日本国内を中心に活動中。「レ・ボレアード」(指揮:寺神戸亮)、「オーケストラ・リベラ・クラシカ」(指揮:鈴木秀美)、声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」などの古楽オーケストラやアンサンブルのメンバー。2012年より雑司ヶ谷「拝鈍亭」にてハイドンの鍵盤作品全曲演奏会のシリーズを進行中。桐朋学園大学音楽学部講師。