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レコード芸術(2021年5⽉号・⾳楽之友社)★ 準特選盤​/優秀録音盤

2020.04.10 ON SALE

ドビュッシー:ピアノ・デュオ作品集[2枚組]

DEBUSSY : œuvres pour piano duo [2CD]

藤原亜美 & 長尾洋史(ピアノ・デュオ)

Ami Fujiwara & Hiroshi Nagao, piano duo

呼応する2人の澄み切った表現と躍動する色彩

フランスで研鑽を積み、現在はソロや室内楽を中心に様々な分野で活躍する実力派ピアニストの藤原亜美と長尾洋史が、ドビュッシーが極限まで彫琢した燦然と輝くピアノ・デュオ作品の在りようを、絶妙なコンビネーションと外連味のない表現で映し出す。雑味を除き虚飾を排した、この2人でしか成し得ない演奏が楽曲の本質に迫る。

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品番:NIKU-9034,35  定価:¥3,300-(税込)

クロード・ドビュッシー

Claude Debussy (1862-1918)

Disc-1 pour piano à quatre mains

小組曲

Petite suite (1888-1889)

[1]  I. 小舟にて

En bateau

[1]  II. 行列

Cortège

[1]  III. メヌエット

Menuet

[1]  IV. バレエ

Ballet

[1]  民謡の主題によるスコットランド行進曲

Marche écossaise sur un thème populaire (1891)

6つの古代のエピグラフ

6 Épigraphes antiques(1914)

[1]  I. 夏の風の神、パンに祈るために

Pour invoquer Pan, dieu du vent d'été

[1]  II. 無名の墓のために

Pour un tombeau sans nom

[1]  III. 夜が幸いであるために

Pour que la nuit soit propice

[1]  IV. カスタネットを持つ舞姫のために

Pour la danseuse aux crotales

[10]  V. エジプト女のために

Pour l'Égyptienne

[1]  VI. 朝の雨に感謝するために

Pour remercier la pluie au matin

おもちゃ箱

La Boîte à joujoux (1919)

[Transcription pour piano à quatre mains par Tomohiro Tawada]

[1]  語り

Narration

[1]  前奏曲:おもちゃ箱の眠り

Prélude: Le Sommeil de la boîte

[1]  第1場:おもちゃ屋

Tableau 1: Le Magasin de jouets

[1]  第2場:戦場

Tableau 2: Le Champ de bataille

[1]  第3場:売りに出た羊小屋

Tableau 3: La Bergerie à vendre

[1]  第4場:財産ができてから

Tableau 4: Après fortune faite

[18]  エピローグ

Epilogue

(訳/青柳いづみこ Traduction/ Izumiko Aoyagi)

Disc-2 pour deux pianos

0.5

[1]  牧神の午後への前奏曲

Prélude à l'après-midi d'un faune (1892-1894)

0.5[1]  リンダラハ

Lindaraja (1901)

神聖な舞曲と世俗的な舞曲

Danse sacrée et profane (1904)

[1]  I. 神聖な舞曲

Danse sacrée

[1]  II. 世俗的な舞曲

Danse profane

La Mer (1905)

[Transcription pour deux pianos par André Caplet]

[1]  I. 海上の夜明けから真昼まで

De l'aube à midi sur la mer

[1]  II. 波の戯れ

Jeux de vagues

[1]  III. 風と海との対話

Dialogue du vent et de la mer

白と黒で

En blanc et noir (1915)

[1]  I. Avec emportement

[1]  II. Lent. Sombre

[19]  III. Scherzando

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藤原亜美(ピアノ) Ami Fujiwara, piano

札幌市出身。東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学ピアノ科、並びにパリ国立高等音楽院ピアノ科を審査員満場一致の1等賞で卒業。1998年フランスで行われた第3回オルレアン20世紀音楽国際ピアノコンクールにて第1位受賞。在仏中、各地での演奏の他、国営放送ラジオ・フランスの音楽番組にソロ、伴奏にて出演するなど活発に演奏活動を行う。パリに於いてデヴィッド・ロバートソン、ジョージ・ベンジャミン、アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバーによるアカデミーに参加。日本国内では札幌交響楽団、東京交響楽団、広島交響楽団とソリストとして共演。現在、東京を拠点に各地でピアノ・ソロ、室内楽の分野で活動中。数多くの日本初演にも携わる。2009年ブーレーズ・イン京都出演。東京シンフォニエッタ、Ensemble sans-limiteの各メンバー。東京音楽大学、日本大学藝術学部において後進の指導にもあたっている。

ソロCD「エチュードの妙技ー20世紀の作曲家による」、「モシュコフスキ ピアノ作品集」、「モシュコフスキ ピアノ作品集Ⅱ」、「ポーランド現代ピアノ作品集」、「エネスコ&リパッティ ピアノ作品集」、「ドビュッシー:前奏曲集第1巻・ベルガマスク組曲」、「ジョリヴェ ピアノ作品集」、「ジュリアン・ユー:青少年のための作曲法入門〈きらきら星〉の主題によるピアノのための変奏曲」を含む録音を多数リリース、第49回、51回レコードアカデミー賞(現代音楽部門)受賞するなど各方面より好評を博す。

今までにテオドール・パラスキヴェスコ、神野 明、ダリア・ホヴォラ、ジャン・ケルネール、アンリエット・ピュイグ・ロジェ、マリア・クリスティアン、ピオトル・パレチニ、ジャン・クロード・ペヌティエ、オルトンス・カルティエ・ブレッソン、堀江孝子、佐藤安子の各氏に師事。

 

長尾洋史(ピアノ) Hiroshi Nagao, piano

東京藝術大学音楽学部器楽科及び、同大学院修士課程を修了。在学中に安宅賞を受賞。宗廣祐詩、遠藤道子、米谷治郎の各氏に師事。1995年、エコールノルマル音楽院(パリ)に留学。

NHK交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団など国内主要オーケストラとの共演やソロ・リサイタル、マクサンス・ラリュー(フルート)、ジャン=イヴ・フルモー(サクソフォン)、パーヴェル・ベルマン(ヴァイオリン)など、国内外の管弦楽器奏者とも多数共演。また、国内外を問わず多くの作品の初演、サイトウ・キネン・フェスティバル松本やサントリーホール・サマーフェスティバルなどの音楽祭出演、NHK等のメディア出演など、その活動は多岐にわたっている。

CDは「エボカシオン」「ラヴェル&ドビュッシー」(ライブノーツ)、「メシアン:アーメンの幻影 2台ピアノ」、「リスト&レーガーを弾く」(コジマ録音)、現在進行中のシリーズ「ピアニズム1/バッハ:ゴルトベルク変奏曲、ピアニズム2/ドビュッシー:前奏曲集 第1巻&第2巻」(299MUSIC)のソロのほか、ミシェル・ベッケ(トロンボーン)、ワルター・アウアー(フルート)、加納悦子(メゾソプラノ)らとの共演など多数リリースされ、各紙にて好評を得ている。

透明で芯のある美しい音、緻密で精巧なテクニックの中に、熱くみずみずしい音楽を聴かせることのできる数少ない演奏家である。

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